肩が痛い(50肩)腕もシビレ挙がらない 頭もボーとして気持ちが悪い

右手で物を引き寄せたりした時に脊柱に力が加わり脊柱が弓なりになりスライドします 

その時に脊柱の関節面に歪み(ヅレ)が起こり、スライドして戻らなくなってしまう事があります
 

このような状態になると頚椎にも二次性のスライドが起こります

肩関節のハマりが強くなり内,外旋して腕が上がらなくなったり
肘の上の後部や肘の付け根が痛くなり指の1.2.3がシビレたりしま
  

スライドした部位を基の位置に整合する事が治る条件です 

肩には肩甲六筋と言って

6部位に筋肉があります その三角筋の中部繊維が真ん中に来なくては整合面ではありません 後ろでヒモを結ぶ動作が出来ない等(広背筋に緊張)、小円筋、大円筋の緊張度合いで整合面なのか判定できます
肩板である棘上筋、棘下筋の緊張はスライドが原因です


次に仰向けになり

結節間溝の長頭腱を確認前部繊維の緊張がゆるむと腕は挙がるようになります 広背筋に緊張があると上がりません

胸椎は左に頸椎は右にスライドしています 

頚椎の中心線が正常のように見えますが第2頸椎は右側にスライドしています 肩甲骨の中心から肩の中部繊維に歪みが起きてますから手のシビレも起こりますまた頸椎のスライドにより左右の脳圧が上がりますからスライドの逆側は下がり左側高等部にも痛みがおこる場合があります いわゆる緊張性頭痛が起こります

頸椎にスライドがあります 
頭の中心線も右にズレがありますから首は横から押さえると痛みがあります
 

治療について---詳しくは


この様な状態は症状です

脊柱、肩関節の位置、肩板の緊張を確認します
矯正後
仰向けになり烏口突起部分と三角筋下包の水腫を確認します
凹みの左右の高いところは水腫ですからその部位に沿って氷でひやします 
ハリハリ通電を併用し水腫を吸収させます 無理をしないで動かさなくても圧力を下げる事が大事です                    
マッサージーは患部はいけませんよ 

この様な状態は4〜7日位で吸収できます


肩関節の中心(三角筋中部線維、前部線維)下包に水腫

鍼が2本入っています 関節内部の圧力を下げるハリハリ通電治療の始まりです 冷却しながら120分〜水腫が吸収され楽になります
時間は約60分位〜120分の治療で4〜10日位で腕が上がるようになります 
お風呂には肩まで入れない様に痛い場合は無理をせずに氷水で冷やすことです
 半氷 

(注)アイスノンの様な保冷剤はやけどしますからお使いにならないで下さい

注意
肩先が腫れあがる様な場合は無理に動かしたりしないで ご本人に前方、外方に動かしていただきます
腫れがある場合は圧力を下げる事が基本ですから(氷水で冷やす事が大事です)
夜、寝ると痛い!冷えると悪い!しかし、それは逆です!温まると圧力が高くなるからです
・・・膝と同じ水腫なのです 

三角筋の下にたまる水腫ですから、なぜこの様になったのか?
脊柱を調べる事が大事です 関節のはまり方が強くなって隙間がない事は脊柱にスライドがあるからなんです 
そのスジを治すことが最初なんですよ
その後
 ハリハリ通電で三角筋を動かしリンパに吸収させます



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