足の支持骨(体のセンサーとも言われています)
足が痛い 踵(かかと)を付けない ふくろはぎがつる 膝まで痛い 股関節も痛い 肩も痛い |
← この様な症状は割と多いですね これは足の支持骨のズレから起こります 当然その前に腱の位置がズレてますからそれを治します 支持骨は脛骨が足首を形成する為の距骨、踵骨のスライドがほとんどです |
右足 足首の骨格です(画像は筋ナビを参照) スジは省略しています 上から脛骨が下りて関節を構成しています 踵(カカト)の骨との間に距骨があり舟状骨と3面が関節になって足首を構成しています この関節に異常が起こると付着している筋に異常が伝わり、このセンサーから今まで脳に正常な情報が伝わっていた物が各部を変形させて中心線をズラしながら保とうとします すると各関節に無理が生じ筋に痛みが起こり、また捻挫などをおこし始めます 膝関節症の方もここを治すと膝の関節面がきれいに整合され痛みが取れてきます 例えば 凸凹の道でも体全体で(膝や股関節、骨盤、脊柱、肩関節、頚椎、歯の噛み合わせ)調整して歩いていた訳ですから正に体のセンサーはここに有る訳です 不思議に股関節もここを整復すると痛みが和らいできます 大事な事はいわゆるスジ(腱)を治さなければ関節も正常な働きをしてくれない訳ですね |
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踵を構成している距骨は3点を保持しています 第1指は舟状骨で3点に別れショパール関節となり第2、3指と中足骨に連結しリスフラン関節となります 第4、5指はまた構成が別になり踵骨と立方骨で関節を構成していますから甲高に成るということは足低のアーチが大きくなる訳です その支持骨(距骨)がスライドすれば異常が脳に伝わり変調が起こる訳です |
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正常な整合面に整復すると体の中心線が真っ直ぐになります これが本来の姿勢ですから膝も骨盤も歪みを治せば整合面と、なり正常に各関節面も落ち着いて戻らなくなる訳です 不思議なことに距骨が内側全面に矯正すると膝の高さが瞬時に同じになります 整復後は 正常な情報が脳に伝わりますから各関節も正常に戻ろうとするんです 一般に頚椎、胸椎、脊椎、骨盤と各患部を最初に治します リスフラン関節も不動の方も多々いますから踵の痛みは時に水も貯まり足を付く事も出来ません ショパール関節も動きが悪くなり捻挫を頻繁に繰り返します 脳梗塞の後遺症の方もここを必ず治さないとリハビリーしても回復が遅れてしまいます |
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↑ ハムストリング(屈筋群)起始は坐骨結節の後面で二つの関節をまたいでいる二関節筋ですから股関節の痛みの場合は膝関節がスライドすると関節のハマリに抵抗がかかり痛みの原因になることがあります 坐骨神経痛の場合は坐骨結節を通る訳ですからこれらの部位に痛みが起こります |
膝の前面の画像です 外側広筋は外側にあり大腿骨の外側面に中間広筋は上端前面に内側広筋は内側に起始部が付いています 大腿直筋だけは下前腸骨棘に付き膝関節と股関節をまたいでいる二関節筋です また縫工筋は上腸骨棘から膝関節をまたぎ脛骨粗面内側に付着しています 膝は特に支持骨の矯正から初めないと半月板のズレも治りません |
↑大腿二頭筋です(後ろからの画像) ハムストリングとも言われ起始部は坐骨結節で腱は腓骨小頭についています 坐骨結節の後面から大腿骨粗線に付いていますから支持骨がズレれば膝関節、股関節までズレてきます |
この画像は後面からのものです 膝の内側の痛みは鵞足に現れます 鵞足炎になると!膝の関節面がスライドしています 先ず鵞足を形成する腱は縫工筋、半腱様筋、薄筋です 半膜様筋は内側で2関節をまたぐ、半腱様筋はその上にかぶさるように膝関節の内側をまたいでいるので膝関節面のズレはその線上の筋に痛みが起こり内包の位置も変わってしまいます また寛骨下端(座骨結節)に起始部がありますからその付近に痛みがある場合はお尻から膝まで痛みが起こります いずれにせよ関節面、腰部仙骨周辺のスライドや関節面を正常にして膝の治療をします |
支持骨の影響を最も受けやすい部位 足の指を動かす長指伸筋で支持骨がズレると足が吊れる症状が起こります また捻挫をすると腱の位置がズレて支帯に触れて痛む部位 また外果の下を通る短腓骨筋の 腱がズレている場合が多いですよ 簡単に整復できます |
第1指は独立で長母指伸筋となり長指伸筋の下ですまたショパール関節を動かす脛骨筋も伸筋群です |
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