〜梨状筋症候群〜坐骨神経痛 帯状疱疹(ヘルペス)



                                    坐骨神経痛(梨状筋症候群)と腰痛の違い

治療前 Aさん

治療後A−1

仙腸関節

治療前Bさん

治療後B−1 

  Aさんの説明 仙腸関節で右腸骨が上がっています これは梨状筋も引き上げられていますから坐骨神経が圧迫されて痛みの症状が出る


治療前のAさんの赤い横線は骨盤(仙腸関節の下端)下端を表しています 
その仙骨外縁に梨状筋がついて大腿骨を安定させています 
やや右側が上がっています 第5腰椎と仙骨関節もスライドしています 
これは重い物などを持った場合や腰に大きな負担が掛かった場合に起こる状態です
椎間板は圧力で(厚み)へこんでしまったようです
この様になると腰神経(L1.2.3)、仙骨神経(L4.S1.2.3.4)も圧迫されますから
末端に痛みが出てきます
先ず仙腸関節を整合面にして仙骨、第5腰椎間を整合させます 
梨状筋の緊張により坐骨神経が圧迫されて痛みが起こります
緊張部位には
温灸や炎症時には氷水、パルスを使います

治療後
骨盤の下端や関節は正常になりました 椎間板は徐々に4,5日〜2〜3週間で元の厚さに戻ってきます
大事な事はこの様に腰に負担を掛けてしまわない事です 昼間、痛めた腰は夜の間に治す様に
上を向き枕をして膝の下に20cm位の枕をします
腰筋は負担が取れ椎間板も負担から開放されヘルニアも落ち着いてきます

Bさんの説明 坐骨神経は大丈夫
椎間板は縦方向から圧迫されています 椎体がスライドしていませんからまだ足には(坐骨神経)症状が表れません
この時点で治療するとAさんの様にはスライドしません

帯状疱疹は(ヘルペス)こちらです

      
       上は直流の低周波治療器です              ヘルペスウイルスによる帯状疱疹


帯状疱疹(ヘルペス)はヘルペスウイルスによるもので幼年期に水ボウソウに皆さん罹った事があると思います   その時のウイルスが体に残っていて
体の免疫が落ちると(風邪をひくような疲れた状態)発病してきます-----初めての方も多いですよ
最初に赤くポツン、ポツン と出来たものが2,3日のうちにパーと広がり水ぶくれが出来る
痛み止め”を飲みステロイド軟膏を塗ったら、たちまち水泡がぐちゃぐちゃに増えて赤裸になって来院する方も  います----
(首に出来たり、顔や、胸、モモや膝の下、足の背部や肘の周りにも出来ることがあります〜)
 その後 痛みが(ピリピリした痛み)起きて神経痛が起こります
この様な症状の場合は患部が目で見て解りますが水疱が表れない様な場合は触診で患部を見つける事が出来ます
ウイルスによる感染ですから神経に沿った様に症状が現れます-----
水泡が現れない前に痛かゆいので引っかいていた!等解らない事がしばしばです


治療は患部を囲むように鍼を皮膚と筋肉の間に刺入します
筋皮内に挿入した鍼の針丙に各極をつなぎます 不思議な事に(ー)極を当てた患部は酸性に(+)極はアルカリになります
最近では有名な大学病院でもハリハリ通電による治療が行われ顔面麻痺や橈骨神経マヒ、腓骨神経マヒにも取り入れられて効果をあげています 通電時間は60分で効果あります

ハリハリ通電で約60分×7日間で約80%完治しますが体力が落ちていますから栄養ドリンクも効果的です
お風呂は入らないようにして疲れない事が大事です

 
 

戻る    分類に戻る  ヘルニア様腰痛   トップへ