腓骨神経マヒ(浅腓骨神経マヒ)


街や公園を散策していると奇妙な歩き方をしている方をご覧になった事があるかと思います

靴の先(指先)が上がらないのでカカトを上げ足 全体を肩で上げながら歩く姿勢です   

ややつま先が内側に向く(内反足)形ですね 
 片足なら解るんですが 両足が悪くなると頭に異常があるのかな?って思われます    

膝裏の中心から腓骨小頭下縁を通り脛骨筋に司る神経が
腓骨神経です 
浅いところの神経で
浅腓骨神経と深い深腓骨神経に分かれます                
浅腓骨神経がマヒすると内反足となり足の背側が出来なくなり長拇指伸筋マヒします  
腸脛靭帯と並行するように下に降りて腓骨の下端を横切る当たりで障害を受けてマヒしてしまうようです                                 

原因は
お仕事でイスにすわらず膝を曲げすわりながら作業をしていたり、ガーデニングや畑仕事等で鉢植え作業をして立とうとしたら
足首が動かなくなってしまった〜 
また魚釣りで長時間イスなしで座っていたような場合にも多く見られます


治療としては                                               
腸脛靭帯の横、を擦行するとコブのような感じの腫瘤を感じます また時に大腿二等筋の中央部にストローがあります                       
その部位も障害を受けている事が多いようです                          
また足関節の背面上に滑液が脱包して脛骨筋腱を圧迫して起こることもあります
寸三の鍼を挟み込むように打ちパルス振動を与え温熱刺激を併用して45分〜60分の遠赤効果を与え継続治療を行います                                 
          
圧迫刺激で障害を受けた神経は徐々に目を覚まし緊張が見られます   
長く麻痺を起こした場合は
やはり眠りも深く時間がかかります            飽きずに気長にやれば効果が出てきますよ    

                         






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